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BeMicro CV A9 向け基本プロジェクト

【更新履歴】
2015/11/26 応用例を追加
2015/07/11 新規公開

BeMicro CV A9」は30万ロジックエレメント相当の回路規模と684基の乗算器のFPGAを搭載しながらも$149(2015/10時点)という低価格で販売されているコストパフォーマンスの高いFPGA開発ボードです。
今回はこのボードで開発を始めるのに必要な基本的なプロジェクトの雛形を作成してみました。

ターゲットボードについて

このプロジェクトはFPGA開発ボード「BeMicro CV A9」専用です。

I/O電圧のジャンパ設定について

このプロジェクトはボードのI/O電圧を3.3Vに設定することを前提にしています。工場出荷設定では3.3Vに設定してあるはずですが、念のためBeMicro CV A9 Hardware Reference Guideのp.23を参照してVCCIO選択ジャンパ (J11)のpin 1とpin 2が接続されていることを確認してください。

プロジェクトのダウンロード、ビルド

0.5秒ごとにカウントアップしてその値をLEDで2進表示する簡単なプロジェクトです。

bemicro_cva9_start.qsf にこのボードのピンアサイン情報を一通り設定しているのでこのプロジェクトをテンプレートにして手早く開発を始められます。

wget -O bemicro_cva9_start.tar.gz https://cellspe.matrix.jp/zerofpga/files/bemicro_cva9_start.tar.gz

tar xzf bemicro_cva9_start.tar.gz

bemicro_cva9_start ディレクトリ以下にファイルが展開されます。

Quartus II Ver.15.0以上 でプロジェクトファイル bemicro_cva9_start.qpf を開いて「Start Compilation」、「Programmer」で転送して実行します。

応用例

Synthesijerを使ってFPGA上で動作するゲームを作る

BeMicro CV A9 での開発の注意点

参考文献

Altera Wiki : BeMicro CV A9

BEMICROCVA9 販売元製品案内ページ (arrow.com)