「BeMicro Max 10」は$30(2015/10時点)で購入できる低価格なFPGA開発ボードです。
(日本ではChip1Stopなどで購入できます。)
今回はこのボードで開発を始めるためのプロジェクト・テンプレートの作成と、別途作成したAVインターフェースボードを接続してブロック崩しゲームの実行を行いました。
このプロジェクトはFPGA開発ボード「BeMicro Max 10」専用です。
このプロジェクトはボードのI/O電圧を3.3Vに設定することを前提にしています。 BeMicro Max 10 Getting Started User Guide(もしくはこちら)のp.5を参照してVCCIO選択ジャンパ (J1,J9)が3.3V側に設定されていることを確認してください。
0.5秒ごとにカウントアップしてその値をLEDで2進表示する簡単なプロジェクトです。
bemicro_max10_start.qsf にこのボードのピンアサイン情報を一通り設定しているのでこのプロジェクトをテンプレートにして手早く開発を始められます。
ダウンロード(Linux):bemicro_max10_start.tar.gz
ダウンロード(Windows):bemicro_max10_start_win.zip
ビルド・実行方法(Linux):
端末で、
tar xzf bemicro_max10_start.tar.gz
bemicro_max10_start ディレクトリ以下にファイルが展開されます。
Quartus II Ver.15.0以上 でプロジェクトファイル bemicro_max10_start.qpf を開いて「Start Compilation」、「Programmer」で「Start」で転送して実行します。
プロジェクト・テンプレートとしての使い方:
このディレクトリを別名でコピーし、bemicro_max10_start.v を書き換えれば、新たにピンアサイン等の設定を行うことなく簡単に新規プロジェクトを作成することができます。
Synthesijerを使ってFPGA上で動作するゲームを作る
BeMicro Max 10 販売元製品案内ページ (arrow.com)