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BeMicro Max 10 を使う

【更新履歴】
2015/11/26 応用例をバージョンアップ
2015/08/16 ピンの電圧を全て3.3Vに変更
2015/08/15 新規公開

BeMicro Max 10」は$30(2015/10時点)で購入できる低価格なFPGA開発ボードです。
(日本ではChip1Stopなどで購入できます。)
今回はこのボードで開発を始めるためのプロジェクト・テンプレートの作成と、別途作成したAVインターフェースボードを接続してブロック崩しゲームの実行を行いました。

ターゲットボードについて

このプロジェクトはFPGA開発ボード「BeMicro Max 10」専用です。

I/O電圧のジャンパ設定について

このプロジェクトはボードのI/O電圧を3.3Vに設定することを前提にしています。 BeMicro Max 10 Getting Started User Guide(もしくはこちら)のp.5を参照してVCCIO選択ジャンパ (J1,J9)が3.3V側に設定されていることを確認してください。

BeMicro Max 10 用プロジェクト・テンプレート

0.5秒ごとにカウントアップしてその値をLEDで2進表示する簡単なプロジェクトです。

bemicro_max10_start.qsf にこのボードのピンアサイン情報を一通り設定しているのでこのプロジェクトをテンプレートにして手早く開発を始められます。

ダウンロード(Linux):bemicro_max10_start.tar.gz

ダウンロード(Windows):bemicro_max10_start_win.zip

ビルド・実行方法(Linux):

端末で、

tar xzf bemicro_max10_start.tar.gz

bemicro_max10_start ディレクトリ以下にファイルが展開されます。

Quartus II Ver.15.0以上 でプロジェクトファイル bemicro_max10_start.qpf を開いて「Start Compilation」、「Programmer」で「Start」で転送して実行します。

プロジェクト・テンプレートとしての使い方:
このディレクトリを別名でコピーし、bemicro_max10_start.v を書き換えれば、新たにピンアサイン等の設定を行うことなく簡単に新規プロジェクトを作成することができます。

I2Cバスでの制御サンプル・プロジェクト

SynthesijerでI2Cバスを使う

独自のCPUを実装した例

独自CPUを自作する(Verilog HDL版)

独自CPUを自作する(Synthesijer版)

ブロック崩しゲームのプロジェクト

Synthesijerを使ってFPGA上で動作するゲームを作る

BeMicro Max 10 での開発の注意点

参考文献

Altera Wiki : BeMicro Max 10

BeMicro Max 10 販売元製品案内ページ (arrow.com)